秋津壽男“どっち?”の健康学「ストレス性の『頭痛』と『胃痛』どっちが危ない?運動や腹式呼吸などで気分転換し症状を緩和」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

いずれにせよ、ストレス性の症状を改善するには「気分転換」が一番なのです。

 ストレスが過剰になることで眠れない日々が続き、結果として不眠症になるケースもあります。人間は十分な睡眠をとらないと日常生活のパフォーマンスが低下するため、眠れない場合には、運動をして体を疲れさせたり、人と話をしたりなど、気分転換を図ってください。睡眠薬に頼るのは、こうした解消法がいずれも通用しなくなった最後の手段と心得てください。

 こうしたストレス性の症状は、年を重ねるとともに出にくくなります。なぜならストレスは経験値のない事柄で初めて感じます。生まれて初めて人前で話をするのと、何度も話してきた人とでは緊張状態に雲泥の差が出ます。50歳を超えてストレス性の症状に悩まされる場合、大病に結び付く可能性も高いので、前述したさまざまな解消法に積極的にチャレンジしてください。

 間もなく、お盆休みに入る方も多いかと思います。仕事を忘れて思い切り遊び、日々のストレスを解消して、新たな気持ちで仕事に取り組むことを心がけてください。

■プロフィール 秋津壽男(あきつ・としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部を卒業後、再び大学受験をして和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。その後、品川区戸越に秋津医院を開業。

「秋津壽男“どっち?”の健康学「ストレス性の『頭痛』と『胃痛』どっちが危ない?運動や腹式呼吸などで気分転換し症状を緩和」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 8/16・23合併号胃痛“どっち?”の健康学秋津壽男ストレスカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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