「夏の甲子園第78回大会」語り継がれるバックホームで優勝を引き寄せた松山商 (2/2ページ)

アサ芸プラス

その裏に一打逆転サヨナラのピンチを招いたが、空谷が後続を断ち、3度目の夏制覇を成し遂げたのである。

 この死闘から16年後の69年第51回大会で同校は4度目の優勝を果たすが、その決勝戦はさらなる死闘となった。史上初の決勝戦引き分け再試合となった三沢(青森)戦である。初戦0‐0の引き分けのあと、再試合を4‐2で松山商が制した。この試合は負けた三沢ばかりがクローズアップされているが、実は松山商も最初の試合で延長15回裏、16回裏と2度にわたる1死満塁のサヨナラのピンチを防いでいるのである。

 松山商は大正時代に春の選抜初優勝を飾っている。そして夏5度の優勝は昭和と平成の年号だった。つまり同校は大正・昭和・平成というすべての年号で甲子園優勝している唯一のチームでもあるのだ。来年から始まる新年号での優勝にも、もちろん期待がかかっている。

(高校野球評論家・上杉純也)=敬称略=

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