夢の新築一戸建てが「トラブル続発の欠陥住宅!」賠償請求はどこまで可能? (2/2ページ)

まいじつ

今まではケースバイケースで判断されています」(前出の弁護士)

設計・施工者が居住者との打ち合せや連絡に十分な配慮をせず、合意事項も工事に的確に反映させなかったことから、不安を感じた注文者(施主)が工事現場付近にアパートを借りた例もあったという。

その注文者が設計・施工者に対し、頻繁に茶菓子を提供するなどの世話をして対応したにもかかわらず、誠実な対応がなかったことについて、建築物の瑕疵の程度等も併せ考慮して、200万円の慰謝料が認められそうだ。

「原則としては、補修工事を請求するか、補修工事に代わる損害賠償を請求することになりますが、例外として、瑕疵の重大性、契約を締結するまでの経緯、注文者と請負人との話し合い、請負人の対応等の要素を考慮して、補修工事やそれに代わる損害賠償をしてもらってもなお、償いきれない特別の精神的損害を被っていると認められる場合に限り、慰謝料が認められるといえるでしょう」(前出の弁護士)

ところで、新築マイホームを考えたとき、ほとんどの人がどの会社に注文するか悩むだろう。数多くのテレビCMで有名な大手ハウスメーカーがいいのか、地場産業として主に地元に特化して業務を行っている「○○工務店」みたいな会社がいいのか。

一概にどちらが良いとは言えないものの、有名な大手メーカーは自社で大工や左官を抱えているわけではない。結局は、子会社や地場の提携工務店に仕事を下請けに出している。ハウスメーカーは「家を売る」、工務店は「家をつくる」というイメージだ。大手が良いとは限らないので、くれぐれもご注意を。

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John Wollwerth / Shutterstock

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