大阪桐蔭が「夏の甲子園第73回大会」で成し遂げていた“最速記録”とは? (2/2ページ)

アサ芸プラス

この試合では3‐2で迎えた6回表の守りでレフト・井上大が相手の大飛球をラッキーゾーンのフェンスによじ登りながらの超スーパーキャッチを見せれば、7回裏には豪快な一発を放つなどの大活躍で、相手の息の根を止めたのだった。

 準決勝は2年生4番・松井秀喜(元・読売など)を擁する星稜(石川)相手に背尾が4安打しか許さず、1失点の完投勝ち。打っては4番の萩原がこの大会2号を放ち、7‐1と寄せつけなかった。

 迎えた決勝戦の相手は前年夏の準V校で、春夏通じて沖縄県勢悲願の甲子園初優勝を狙う沖縄水産だった。大阪桐蔭は1回裏に2点を先取するも、3回表までに2‐6と試合をひっくり返されてしまう。4回を終わって4‐7というスコアだったが、5回裏に一挙6点を挙げて逆転し、13‐8で勝利したのだった。大阪桐蔭16安打、沖縄水産13安打、両軍で計29安打という激しい打撃戦となったが、大阪桐蔭は萩原がこの大会3本目のアーチをかけ、沢村も4安打6打点と主軸がここぞという場面で活躍したのである。なお、この時の大阪桐蔭の創部4年目での夏の甲子園制覇は選手権史上、今現在も最速記録となっている。

(高校野球評論家・上杉純也)=敬称略=

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