“PL史上最強”立浪PLが甲子園「春夏連覇」を達成した1987年夏の記憶! (2/2ページ)
3回表、4回表にも追加点を挙げ、7回表には投手からレフトへ回っていた野村にも本塁打が出るなど終わってみれば、18安打で12得点。春に苦戦した帝京のエース・芝草宇宙(元・日本ハムなど)を完膚なきまでに打ち崩し、12‐5の圧勝で決勝戦進出を決めたのであった。
史上4校目の春夏連覇をかけた決勝戦の相手は“木内マジック”で知られる名将・木内幸男監督が率いる常総学院(茨城)となった。負傷した深瀬の代役に2年生の宮本慎也(元・東京ヤクルト)をサードに起用。宮本は5回までに6つのサードゴロを無難に処理するなど躍動する。試合は1回表に長谷川将樹が全試合初回得点となる適時打を放つと、2回表には宮本の左翼線二塁打と1番・尾崎晃久の右前適時打で1点追加。8回裏には4‐2と2点差に迫られたが、9回表に長谷川の適時打で点差を3点と広げた。投げては先発の野村から7回途中に岩崎につなぐ継投で逃げ切りに成功。5‐2で快勝し、立浪PLはKKPLも果たせなかった、史上4校目となる春夏連覇を達成したのである。
同校の野球部が活動を休止してはや2年。果たして“復活の日”は訪れるのであろうか。
(高校野球評論家・上杉純也)=敬称略=