森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★文部科学省の腐敗 (2/2ページ)

週刊実話

「出入りの業者が、直接課長と口をきけると思っているのか」。

 学校教育という閉じた世界の中のことなので、一般の国民が感じることは少ないかもしれないが、文科省の権力は強大だ。学校の新増設だけでなく、補助金、カリキュラム、人事に至るまで圧倒的な支配力を持っている。その権力が、一部の幹部に集中していれば、腐敗は起きるべくして起きるのだ。

 昨年、組織的な天下りあっせんが発覚したのも、その一例と言える。文科省だけが、進化の過程から取り残されたシーラカンスのように“役人天国”を続けていたのだ。

 幸いなことに、文科省の中でも若手の職員は、まともな感性を持ち合わせているようだ。彼らが腐ってしまう前に、今回の事件をきっかけに膿を一掃しないと、文部科学省の未来はないだろう。

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