福本豊×江夏豊「プロ野球豪快放談」<阪神再建論>(1)守備と走塁の面白さを分からず (2/2ページ)
福本 外野では江越ら守備力の高い選手もいるけど、戦力として機能していない。走れるし、守れるし、肩が強い。でも打てないから、どうしても打てるやつに目が行ってしまう。
江夏 カネ(金本知憲監督)は全て自分で見ようとしすぎているところがある。投手のことは他のコーチに任せるとか。打つことが専門なんだから。何でもかんでもオレが、というのが強すぎて、その意識が選手をコロコロと代えてしまうことにつながっている。もっとドッシリと構えることも必要。ちょっと見ていて、不安になってくるよ。
福本 あまりにも打てない選手が多いから、スタメンを固定できん。辛抱して使うというのも大事やけど、勝たなければいかんというプレッシャーを強く感じてるんと違うかな。
江夏 でも、どこのチームもそれは同じ。監督の仕事というのは、現状の力で勝つこと。それと同時に、これからのチーム作りが要求されるから。