「かなのうフィーバー」の余波!吉田回避なら巨人は猛バッシングに遭う (2/2ページ)
地方の大学リーグで4年間を過ごすよりも高いステージで揉まれたほうがいい。進学説にイマイチ説得力がないのはそうした理由からである。
「吉田は『巨人以外ならプロには行かない』とは言っていません。抽選クジを外したときに被る巨人のダメージは計り知れません」(前出・在阪球団職員)
金足農は「雑草集団」なる異名もある。その異名の付いた原因は、84年大会でKKコンビのいるPL学園をあと一歩のところまで追い込んだからだ。KKコンビの一人、桑田真澄氏が準決勝で始球式に臨んだが、そのバッターボックスに立ったのは金足農ナインだった。その光景を見ていた当時の監督、嶋崎久美氏は「何かのご縁ですね」と、感慨深い表情を浮かべていた。
「第12回BFA U―18野球選手権大会」終了後の9月、吉田は進路を正式に表明する。プロ志望となった場合だが、そのとき、巨人がまだ社会人、大学生投手に目移りしていたら、金足農関係者を敵に回すことになるだろう。(スポーツライター・飯山満)