日大問題第3R チア女子部員「パワハラ」刑事告訴の最終手段 (2/2ページ)

週刊実話


「警視庁は近く、アメフトの危険タックルを犯した学生から話を聞きます」(社会部記者)
 危険タックルを指示した疑いのある内田正人前監督(63)、井上奨前コーチ(29)の事情聴取を、警視庁は任意ではあるがすでに開始している。傷害罪の共謀共同正犯、教唆に当たる可能性があるのか、今後も話を聞いていくが、実際にタックルを行った学生からの聴取は最終的な裏付けになると思われる。
「危機管理学部には警視庁OBもいます。任意聴取の流れは早い時期に把握していたと見るべきです。臨時理事会で内田、井上両氏を懲戒解雇に処したのは、現職の日大職員が逮捕されるのを防ぐためでしょう」(同)
 女子学生の出方次第では、「チア部の大野監督も」(同)ということになる。

田中理事長の責任を問う声

 また、田中理事長は大学のHPで「学生ファーストの理念に立ち返って」と題した声明を発表したが、これに納得した関係者は少ない。組織のトップである理事長も監督責任を問われそうだ。
「チア部の被害学生がどこまで追及するつもりなのか。相談の対応に当たったのは、当時、保健体育審議会の事務局長だった内田氏です。組織ぐるみとなれば、田中理事長にも火の粉が及ぶでしょうし、捜査当局からすれば内部情報も聞きやすくなります」(同)

 学内には、他にも田中理事長の責任を問う声が出ている。反社会的勢力との交際発覚で日本ボクシング連盟終身会長の座を追われた山根明氏(78)を客員教授に招いたのは当の田中理事長だ。すでに教授職を解かれてはいるが、一連の学内騒動を指し「理事長だけ無傷というのはおかしい」と、首を傾げているそうだ。
 前出の大学関係者によれば、この女子学生は、関係者と話し合い、元の大学生活を取り戻すつもりだったという。それを台なしにしたのは大学側で、当時対応していた内田氏は「監督とよく話し合ってください」と言ったものの、「そういう機会と場所を提供してください」と被害女子学生側が懇願すると、「そんな場所はない!」と突っぱねたそうだ。

 「実は2月15日の夜、大野監督は女子学生の家へ謝罪に訪れています。『感情的になってしまった』と頭を下げたそうです。虚偽発言の訂正などを求めたら、はぐらかされましたが…。ただ、大野監督の高校指導者時代を聞くと評判がいいんです。人が変わったのかな?」(チア部を知る1人)

 日大側へは「対応した体裁だけ」「組織的にナアナアで終わらそうとしている」の声もよく聞かれた。
 そういう組織に熱血女子監督も染まってしまったとすれば、トップ・田中理事長の責任は重い。
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