モビルスーツ的?ロシアの兵器メーカー、カラシニコフが防弾スーツとして機能する歩行型の戦車をお披露目。電動自動車も!
image credit:Kalashnikov Concern
モスクワで開催された国際軍事技術博「アーミー2018(Army 2018)」で兵器メーカー、カラシニコフ社がその創造物をお披露目した。
未来兵器のデモンストレーションとして公開されたロボットは、重量4.5トンの防弾仕様で、手の部分のマニピュレーターを使って武器を掴むことができる。
その名は「イゴレク(Igorek)」。金属シールドと防弾ガラスでできているので、コックピットに乗り込んでしまえば、銃弾や爆風の類でも恐るるに足らずなのだ。
Hi-tech arms and Kalashnikov robot 'Igoryok' highlight Russian arms expo
・騎乗型の戦闘用ロボット、イゴレク
全高4メートルのイゴレクはまだ開発段階であり、将来的なスペックは極秘とされているが、騎乗型の戦車のようなもので、戦闘と工作を行う為に開発したとされている。
イゴレク アーミー2018で一番ホットな新型モデルだろう。現時点では、今後の動向を垣間見せるだけのデモだ。
キャタピラと車輪で駆動するロボットマシンがあることは承知しているが、人型の自動移動システムに対する需要もある
と、カラシニコフ社の臨時代表ウラジーミル・ドミトリーエフ氏は語る。

武器を保持する為の腕もある

長い手足と黄金のカラーリングのために、映画『ロボコップ』シリーズのED-209を彷彿とさせる。

『ロボコップ』シリーズのED-209
・ロシア国防省が主催するアーミー博
ロシア国防省が主催するアーミー博では、1200もの出展者が、ヘリ・戦闘機・戦車といった26000点もの兵器や軍事装備を展示する。

アーミー博を盛り上げた Kamov Ka-52 Alligatorヘリコプター
・2018年内に戦闘ロボットを生産予定
3月、ロシアの国営通信社イタルタス通信が、年内にも戦闘ロボットが生産され、ロシア軍に配備される可能性があると報じた。
「ロシア――可能性の国」と題されたフォーラムでは、セルゲイ・ショイグ国防相が人間の戦場における役割が急速に変わりつつあると発言している。
フォーラムで参加者から「人間の役割はリモートコントロールの兵器を操作することに特化するのだろうか?」という質問を受け、ショイグ国防相は「近未来のことだと考えるべき理由が? それは今日起きていることで、それも精力的に行われている」と回答した。
ショイグ国防相によれば、戦闘ロボットの野外実験はまもなく完了し、次の生産段階に入る見込みだという。
・カラシニコフ社の快進撃
カラシニコフ社と言えば、自動小銃「AK-47」の製造元で知られており、ロシアの小型兵器の95パーセントを生産し、世界27ヶ国に輸出している。だが銃輸出の規制により経済的打撃を受けた。
そこで銃器以外にも目を向け、博覧会では、カラシニコフ社はイゴレクのほか、時速200キロで走行可能な4シーターバギー「OV-2」や電動バイク「SM-1」なども展示。
4シーターバギー「OV-2」

電動バイク「SM-1」

また、電気自動車業界へ参入する方針を明らかにし、試作車の「CV-1」を初めて披露した。
Russia’s 'Tesla': The Kalashnikov CV-1 | CNBC
References:mirror / express/ written by hiroching / edited by parumo