今回はASANTE PROJECT企画担当がホームステイ先で味わったアフリカの食についてご紹介します。私はアフリカ・タンザニアへ2回渡航経験があるのですが、タンザニアに行くことを周りの家族や友人に伝えると「大丈夫？ 危なくない？」などと心配されることもありました。

情報がたくさん入ってくるわけではないため、ネガティブなイメージだけが先行しがちなアフリカ・タンザニアですが、実際に行ってみてると想像していたものとは大違い！ 完全にタンザニアに魅了されてしまいました。

今回の記事では、みなさんに本当のタンザニアの実態を知ってもらいたいということで、私たちの現地滞在中の食生活について紹介したいと思います!! 

海外に滞在中の食事は、その旅の良し悪しを決めるくらい大事ですよね。 アフリカのご飯というと、虫を食べたりするの？ なんて思う人もいるかも知れませんが、そんなことはありません！

私たちは現地でホストファミリーの家に滞在しており、朝、昼、晩とホストファミリーが作ってくれる食事をいただいていました。主に、主食となる米やウガリ、煮豆やじゃがいも、魚や肉もいただきました。

こちらのナンのようなものはチャパティと言います。タンザニアご飯の中で一私の番のお気に入りです！ 実はこのチャパティ、アフリカ伝統の食事かと思いきや、南アジアからの移民の影響で東アフリカに普及されたそうです。

最初のチャパティと少し異なるこちらのチャパティは、含まれる水が少なめになっています。水が多めのチャパティはもちもちしていて、食感的にはチヂミに似ています。個人的には水が少なめのチャパティのほうがパリパリしていて好きです。

そして、これがタンザニアで主食として食べられているウガリです。穀物の粉末を練って作られていて、おかずとなる煮豆などと一緒にいただきます。

実は、タンザニアの食事ではこのようにお米も食べるんです。比較的日本人の口にも合うのではないかと思います。

タンザニアの現地でのリアルな食生活が少しでも伝わったらうれしいです。アフリカと聞くと「どんな食べ物を食べているんだろうか？ おいしいのかな？」と思う方もいらっしゃると思いますが、タンザニアにもおいしいご飯がたくさんあります。日本ではなかなか口にすることのないアフリカご飯ですが、ぜひ食べる機会があったら堪能してみてください。 おもしろい発見があると思いますよ！

写真・文：ASANTE PROJECT