リハビリ視察4666日 長嶋茂雄が消えた全記録② (2/2ページ)

週刊実話

長嶋や巨人関係者も、私が来ていることは知っているが、咎められたことは一度もない。

 理学療法士である専属の男性トレーナーと広報担当者らが付き添い、田園調布の自宅近くにある多摩川台公園内のグラウンドでのリハビリが始まった。ちなみに、長男の長嶋一茂(52)が顔を見せたことは、私が見た限り一度もない。

 徐々に歩く距離が延び、50メートルほどの距離を10往復、さらに公園下から自宅まで続く約1㌔の勾配のきつい坂道を散歩して帰るのが日課となった。

 懸命のリハビリによって右半身の麻痺から順調に回復すると、よりハードなメニューに取り組み始めた。握ったタオルをトレーナーが引っ張ってすごいスピードで走ったり、鉄アレイを持つこともあった。

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スポーツジャーナリスト・吉見健明
1946年生まれ。スポーツニッポン新聞社大阪本社報道部(プロ野球担当&副部長)を経てフリーに。法政一高で田淵幸一と正捕手を争い、法大野球部では田淵、山本浩二らと苦楽を共にした。スポニチ時代は“南海・野村監督解任”などスクープを連発した名物記者。『参謀』(森繁和著、講談社)プロデュース。著書多数。

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