不眠や寝つきの悪さを改善するための「正しい睡眠の知識」 (2/3ページ)

新刊JP

なので、睡眠にとって悪いことだと知らずにやっているというところが大きいのかなと思います。

――そうなると、不眠ではない人でも、もっと睡眠の質を高められるのにもったいないことをしているケースもありそうですね。

竹田:そういう方は多いと思いますね。

――竹田さんは、小さい頃から快眠グッズを使ってきたということですが、やはり寝具には気を使ったほうがいいのでしょうか?

竹田:実は、寝具は日本人がお金をかけないところで、年間で平均2000円だという話もあります。アメリカが年間平均1万円とも言われているので、比べるとかなり低いですよね。2000円というと枕や布団のカバーくらいのお値段ですから。

たとえば、マットレスや枕を何年も替えないという方は非常に多いです。
寝具の専門店でも、枕などは2、3年で買い替えることが勧められますが、もったいないと思ってくたびれた枕を使い続けていたりしますよね。本当に睡眠を改善するのであれば、やはり専門店のスタッフさんのアドバイスには従ったほうがいいと思います。

また、快眠グッズを選ぶときは、機能面をしっかり見ることは大事です。
たとえば、「光目覚まし時計」というものがあります。これはその時間になると朝日と同じくらいの強さの光で目覚めをサポートしてくれる時計です。

光の照度の単位はルクスといいますが、太陽の光は晴天なら10万ルクス、曇りの日でも5万ルクスで、セロトニンの分泌に必要な照度は2500ルクス以上だと言われています。一般的な室内照明は、だいたい500~1000ルクス程度で、比較的照度が高いコンビニでも1500~2000ルクスくらいです。

光時計は2500ルクス以上の光が出るというのがポイントなのですが、実は、その十倍の25000ルクスの照度がある光時計でも、光源30cm離れると2500ルクス程度になってしまうんです。
「朝の快適な目覚めに2500ルクスが必要」ということをご存知の方は多くいらっしゃるのですが、30cm離れただけ光が10分の1程度に弱まることまで知っている方は少ないかもしれません。

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