天才テリー伊藤対談「是永瞳」(3)かき氷はぜひ冬に楽しんでください (2/2ページ)
テリー そうか、料理が得意なのはよくわかったよ。お休みの時は、どこか遊びに行ったりしないの。
是永 私、町歩きが好きなので、一人でよく散歩に行きます。
テリー いい趣味じゃないの。今まで歩いたところで気に入ったところはある?
是永 これまでだと、北品川がよかったです。春頃に行ったんですが、すごく気持ちのよい風が吹いて、日ざしも柔らかくて。昔ながらの商店街もきれいで、見ていて楽しくなりました。
テリー あの辺りはもともと東海道だから、下町の風情が残っているんだよ。あれ、散歩って本当に歩くだけなの。他に何か楽しみにしていることは?
是永 私、かき氷がすごく好きなんですよ、だから、いろんなお店をハシゴしておいしいかき氷を食べ歩くのも楽しみにしています。
テリー ええっ、1日に何杯も食べるの? すぐおなかを壊しちゃいそうだな。それに冬だと、その趣味は難しいだろう。
是永 あ、実は、かき氷を楽しむのは冬のほうがいいんですよ。
テリー へえ、どうして?
是永 夏だとお客さんがお店にたくさん並びますし、かき氷もすぐ溶けちゃうじゃないですか。あと、外は暑いからノースリーブで出かけると、お店の中は冷房で寒すぎて、せっかくの冷たさを楽しめなかったりするんです。
テリー なるほど。それは本当に一年中食べてないと湧かない実感だな。
是永 なのでテリーさん、冬のかき氷もぜひ味わってみてください。