松井秀喜か清原和博か!? 長嶋・王が認めた「最強4番打者」 (2/2ページ)

日刊大衆

それが柳田悠岐(ソフトバンク)だ。フルスイングが信条のパワーヒッターながら、2015年にはトリプルスリーも達成した万能型。今季は主軸・内川聖一の不調もあって、4番を任されている。

 柳田は11年、ドラフト2位でプロ入りした。「実はこの年、ドラフト2巡目では秋山翔吾(現・西武)を指名する予定でした。そこを柳田のパワーにひかれた王さんがひっくり返したんです。“巧打者は出てくるが、スラッガーはなかなか出てこない”と、周囲を説得したといいます」(スポーツ紙デスク)

 翌シーズン、西武入りした秋山は開幕からスタメン入りして活躍。しかし柳田のほうは2軍暮らしだった。「当時、記者の間では“王さんの目も曇ったかな”なんて声も聞かれました。でも、柳田は2年目から頭角を現し、今や日本を代表するホームランバッター。もう“さすがは王さん”としか言えません(笑)」(前同)

 素質を見込んだ柳田が活躍する一方、王が獲得できなかった天才打者も忘れてはならない。巨人監督時代、“涙のドラフト”で袂を分かつことになった清原和博だ。

「王さんは、清原の打撃センスを非常に高く評価していました。巨人の1位は桑田真澄でしたが、王さん個人は、本当は清原を取りたかったのではないでしょうか」(前出のベテラン記者)

 結局、清原は西武に入団。石毛、平野、辻、秋山、デストラーデという、そうそうたるメンバーがそろった西武黄金期に、絶対的4番打者として君臨した。

 当時の監督・森祇晶が若き清原を主軸に据えた理由。それは打撃力よりも“4番の資質”だったという。「森監督は後年、“彼ほどチームの勝利に喜びを感じていた選手はいない”と語っていました。自分の打撃よりチームの勝利を優先する清原の姿勢に、厚い信頼を寄せていたようです」(球団関係者)

 清原は、よく“無冠の帝王”と呼ばれるが、常勝軍団の4番という厳しいポジションで結果を出してきたのは、紛れもない事実だ

 さらに、現在発売中の『週刊大衆』9月24日・10月1日合併号では、球界のレジェンドたちが認めた「4番打者」そして「エース投手」を紹介していく。

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