海を渡る「故人の遺品」〜高値で売買される日本製中古〜① (2/2ページ)
現金や通帳、キャッシュカード、実印などがあることが多いですから。見落としがちなのが自動車のダッシュボードや旅行カバンです」
日本から輸出された遺品、中古品はマニラ港に陸揚げされた後、オークション会場に運搬され、競売にかけられる。
現地のオークション事情に詳しい『リサイクル通信』(東京都中央区)の瀬川淳司氏はこう話す。
「フィリピンには現在9カ所ほどのオークション会場があります。ここに参加するのはフィリピンでリサイクルショップを経営するプロの業者がほとんど。なので一般客はまれですね。フィリピンの業者には、オークションで欲しいものを自分で選んで買うタイプと、コンテナごとまとめて買い上げるタイプの2つがあります」