海を渡る「故人の遺品」〜高値で売買される日本製中古〜② (2/2ページ)

週刊実話

悪質な業者はこんな面倒なことはせず、一気にビニール袋に放り込み、一山いくらで買い取るというやり方です」

 中古品のフィリピン輸出を手掛ける『合同会社ストリートビート』(横浜市都築区)は、フィリピンのオークション運営会社の日本代理業者に、月4本のコンテナ輸出を依頼するいわば下請け会社だ。親会社は現在、フィリピンのアラバンやブランカなど4カ所でオークションを運営しているが、セブ島にも進出を計画しているという。同社の佐々木慶治代表はこう話す。

 「最初はタイに輸出していました。仏教国なので遺品整理で回収した豪華な仏壇や黒縁の額はよく売れました。しかし、経済発展にともない中古販売が鈍くなり、3年前からフィリピンに切り替えました」

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