パンダに熊野古道... 開港50周年の「関西第4の空港」、南紀白浜空港のポテンシャルとこれから (2/2ページ)

古くからの霊場で修験道の聖地熊野。(TimNotariさん撮影、Wikimedia Commonsより)
しかしながら、白浜空港は現在、羽田空港との定期便が1日3往復運航されているにすぎない。県庁所在地の和歌山市からも定期の高速バスなどは運行されておらず、鉄道でも和歌山~白浜は特急で1時間20分程度かかる距離である。これがネックになって、白浜周辺や熊野古道・熊野三山への観光利用以外に需要を開拓しづらい状況だ。
先日の台風21号の影響で関空発着の航空便が欠航、また伊丹や神戸などに振替を余儀なくされた時も、
「全然注目されない白浜」「やはり遠すぎるのか...」
「せめて関空との間にシャトル便があれば」
といった声がネットで散見された。関西有数の観光地に至近とはいえ、京阪神との距離や便数の少なさからローカル空港に甘んじているのが現状だろうか。
白浜空港は2019年4月から運営の民営化が予定されていて、新たな運営会社となる南紀白浜エアポートでは、成田線の就航や海外からのチャーター便の乗り入れを目指しているという。
日本のほぼ中央部にありながら、羽田(東京)との3往復しか発着していない現状はポテンシャルを生かしきれていない印象を受ける。今年開港50周年を迎えたのを機に、「関西第4の空港」として存在をアピールしていってほしい。