憤激レポート「オラが町の行政はデタラメ天国だ」(3)質問した市議はなぜか及び腰 (2/2ページ)
蓮田は田舎の典型で、市議といえど下手に騒ぎたてることで多方面で関係が悪くなるため、質問も遠慮がちになる。議員は市民の代弁者。役所と喧嘩をしなければいけない立場にいます。ところが、そんなことをすると袋叩きにあう、と怖がって何もできない人がいる。行政を監視し、不正があればそれを正すのが議員の仕事。でも蓮田は議員の論理よりも、村の論理が優先している。本当に困ったものです」
最後に原告のA氏が複雑な思いで言う。
「この問題については記者クラブで会見もしましたが、記事にしてくれたのは読売新聞だけ。問題があったら取材して正確な報道をするのが報道機関の役割。ところが、記事にすらしない。地元の恥をさらすようでつらい思いもありますが、この現状を一人でも多くの市民に知ってもらいたい。私自身も建設そのものは大賛成。ですが、やり方がまずい。使われるのは我々の血税なんです。市民に目を覚ましてほしいのです」
「埼玉一市民協働のまちづくりをすすめる」を公約に掲げて当選した中野市長。説明のない「疑惑の10億円」を巡る裁判の行方に注目したい。