秋津壽男“どっち?”の健康学「肩凝りは温めるべきか、冷やすべきか?運動不足などの血行不良が根本的な原因」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

プロの指圧師は指先の感覚で、患者にフィットした力の強弱をつけて肩凝りを改善してくれますが、機械だと気持ちよさからやりすぎてしまい、あとから揉み返しなどを覚えることがあります。なので、2セットも3セットもやるべきではありません。

 記録的猛暑だったこの夏、エアコンをかけすぎて肩凝りがひどくなった人は少なくないと思います。これも体を冷やしすぎたことで筋肉が硬直し、さらに血流を悪くしてしまったわけです。慢性的な肩凝りでは温湿布を貼るのも効果的です。

 ただし、肩凝りとは異なる強い痛みの場合は、この限りではありません。例えば草野球で肩にデッドボールを受けたなど、打撲や捻挫などによる「肩の痛み」の場合、冷湿布のように最初に冷やしたほうが炎症が静まり、痛みも和らぎます。炎症が治まったあとは温めるのが正解です。

 デスクワークなど長時間同じ姿勢でいるのは、肉体的にも精神的にも悪いことずくめです。軽くていいので、1~2時間おきに体を動かすことを意識してください。

■プロフィール 秋津壽男(あきつ・としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部を卒業後、再び大学受験をして和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。その後、品川区戸越に秋津医院を開業。

「秋津壽男“どっち?”の健康学「肩凝りは温めるべきか、冷やすべきか?運動不足などの血行不良が根本的な原因」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年 10/4号“どっち?”の健康学秋津壽男血行不良肩こり社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る