「べらぼうめ!」は大阪発祥?江戸時代の江戸と大坂の商売や食事情の違いに注目! (2/3ページ)
- タグ:
-
江戸時代
無駄のない合理的な商売が一番!
浪花名所之内 九軒之図
そうそう、江戸にしかなかった商売って何かご存知ですか?それは、献残屋(けんざんや)です。贈答品が多く出回るため、不用品も多く出てしまうんですね。その不用品を買い取って転売するのが献残屋だったのです。
あと、酒問屋(さかどいや)も、江戸ならでは。大坂では、贈答品を贈る習慣もないし、酒の生産地が近いから、酒造元が直接販売店に卸していたのです。だから、献残屋も酒問屋も必要なかったのですね。
江戸と大坂で大きく異なる食事情
喜多川歌麿「深川の雪」
食事情も、江戸と大坂では大きく異なります。鰻の調理方法も、江戸では白焼きを蒸してから焼くので、身がふっくらと柔らかく!せっかちな江戸っ子にとっては、前もって蒸しておくことで焼き時間も短縮できるのですね。
大坂は、たれにつけて焼くだけと、いたってシンプル。会席料理も、濃い味付けにして、折詰で持ち帰れるようにするのが江戸流。汁気が多く温かなものが多くその場で食べきってしまうのが大坂流。
大坂発祥なのに江戸で定着した言葉江戸と大坂は様々な違いがあるのはご存知の通り。実は、大坂発祥なのに江戸で定着した言葉もあるのです。それは、「べらぼうめ」という言葉。