心に問題を抱えた人たちに臨死体験を。お棺に入れられ森の中に埋められる心理療法(ウクライナ)
誰でも悩みを抱えているものだが、悩みにとらわれてしまうとうつ病になったり、自殺願望が芽生えてしまうものだ。
重症になる前に医師に相談した方がよいのだが、医師によってはその治療法も様々だ。なるべく薬に頼らない心理療法(セラピー)を行う医師もいる。
ウクライナの医師、アンドレー・ゼルヴェトロもその一人だ。
彼は森の中の地面を掘り、心に深い悩みを抱えている患者をお棺に入れ、生き埋めにするという心理療法を行っている。
怖い映画とかでみるヤツだが、生きているという実感を抱かせる為だという。そしてそれは、人によっては効果があるようだ。
Therapist buries patients ALIVE in coffins in shallow forest graves to cure psychological pr
・お棺が埋まっている!村人たちが通報し治療法が発覚
ウクライナ北部キエフ近くの森の中で、12の空の棺桶が地元の村人によって発見されたことで、、この異様な治療法が発覚したという。
通報を受けた警察が捜査した結果、アンドレー・ゼルヴェトロという医師にたどりついた。本人はこれらのお棺は自分の心理治療に使ったものだとあっさり認めた。
ゼルヴェトロは、12人の患者を森の中に連れて行き、彼らを2時間生き埋めにしたという。
・お棺に入り土に埋められること2時間
掘ったばかりの墓穴に棺が下ろされ、患者はそこに横たわる。その後、棺の蓋が閉められ、上から土がかけられる。
棺からはパイプが伸びていて、患者は治療の間の2時間、息ができるようになっている。
「数年前にこの治療法を編み出した。これは、臨死体験であり生きていることを実感するのを手助けする訓練なんだ」ゼルヴェトロは語る。
実際に効果があった患者もいたようで、「棺を出たとき、まるで生まれ変わったような気がした。とても奇妙な感じだった」と語ったという。

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・犯罪性はないが、危険だと思う人も
警察は犯罪性はないとしている。「治療に参加した患者たちは、自ら進んで生き埋めになっていて、治療中に負傷した者もいない。犯罪性があるとは思われない」
だが、こんな治療は危険だと思っている人々もいる。
「もし、埋められている人がパニックになったら? パニックになって死んでしまうかもしれないわ」
「生きているって実感したいなら、わたしならパラシュートつけてジャンプするわね」

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ちなみにお棺を使った臨死体験をする心理療法は他の国にも存在する。
韓国では自分の遺影まで作り、それを抱きながらお棺に入り死後の世界と向き合う臨死体験セラピーセンターが存在する。
・自殺予防の為、死体となって疑似臨死体験を味わう韓国の「棺桶セラピー」 : カラパイア
ただしこちらはセンター内で合同で行われているので、今回のウクライナのように、森の中の土に埋められるわけではないから、若干の違いはあるだろう。
いくら2時間で出られるとは言え、生きたまま土に埋められるってちょっと怖いな。
どうせお棺に入るなら、アメリカのハロウィンイベントの方が楽しそうだ。
・絶対に逃げ出してはいけない。お棺の中で30時間耐え続けるハロウィンイベントを開催(アメリカ・シックスフラッグス) : カラパイア