何よりも流行に敏感な女子高生（JK）。ファッションから、お笑い芸人、俳優、ゲームなど、JKが目を付けたものは必ずと言っていいほどブームになるが、SNS発信する芸能人たちの多くも、このJKの中で流行しているモノをいち早く取り入れ、話題を振りまいたりしている。

そんなJKたちの間で今、はやっている“アプリ”をいくつか紹介しよう。

動画ソーシャルアプリ『Tik Tok』は、自ら撮影し編集した動画をフォロワーと共有できる動画SNS。使い方は簡単。アプリ内には、有名J-POPからヒップホップ系、バラード系などのさまざまな音楽が内蔵されているので、まずは好きな音楽を選ぶ。次に選んだ音楽に合わせて、フリを付けて踊ったり歌ったりして15秒ほどのショートムービーを撮影する。その後、加工アプリばりに充実している編集機能で加工をすれば完成！

最後に完成した動画をSNSにアップし、フォロワーに共有するまでが一連の流れ。15秒ほどの容量の小さい動画であるため、Twitterやインスタグラムなど長い動画が載せられないSNSにも投稿が可能というわけだ。

人気の理由は、選べる音楽の種類の多さであろう。おしゃれな洋楽から大人気K-POPアイドル『TWICE』、ロックバンド『WANIMA』など、若者に大人気のアーティストの曲もそろえており、無料とは思えないほどのラインナップだ。

急速に芸能人の間で流行りつつあり、先日もきゃりーぱみゅぱみゅに触発されたPerfumeの3人が華麗なダンスをTik Tokに投稿して話題となった。インスタグラムに次ぐ、芸能人御用達アプリになるかもしれない。

不動の人気カメラアプリ『Beauty Puls』は、自撮りが“盛れる”カメラアプリ。JKの中ではド定番だ。最大の長所は、どんなに肌荒れしていても、撮影するとつるんとした美肌にしてくれる加工クオリティー。

アプリを立ち上げて撮影すると、自動的に肌をワントーン明るく、毛穴レスでマットなお肌に加工してくれるのだ。しかも、一時大流行した『SNOW』ほど大げさなデカ目効果ではなく、自然な大きさの目にしてくれるので、“もともとカワイイ人がアプリで盛られ過ぎて逆にかわいくなくなる現象”も起きない。かわいい顔の人がちゃんとさらにかわいくなれる絶妙な加工度合いなのである。

Beauty Pulsは、こういった“程よく盛れる”カメラアプリなので、盛れカメラアプリ界で盤石な地位を築いている。また最近、同アプリのメーカーであるMeitu社が配信しているアプリ『Meitu 美圖秀秀―美顔自撮り』は、写真からイラスト風のアイコンが作成できる機能を内蔵。こちらはこれから大流行しそうだ。

モヤモヤ解消アプリ『Shazam-音楽認識』は、お店や街中で流れている音楽をこのアプリに聞かせると、曲名や歌手を教えてくれる優れモノ。「この曲聞いたことあるけど、曲名なんだっけ？」「好きな先輩が口ずさんでいたあの歌、誰の歌なんだろう？」というときに大活躍。歌詞がないオーケストラの曲も認識してくれるので、吹奏楽部JKにも大好評なのだとか。

果たして今後は、どんなアプリが流行するのだろうか。

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