お待ちかね! ブームのちびだら飲みについに抹茶ラテも最適化『BEANS & ROASTERS 抹茶ラテ リキャップ缶』! (2/3ページ)
まそれでいて260gと大容量なので、カバンに忍ばせて断続的にあちこちで一口ずつ楽しむのも、一気に飲み干すのもありというわけ。
パッケージに金色で「京都宇治抹茶使用」と書かれている。京都の抹茶と言われると、その由緒正しさに、気持ちが高まってくるのはなぜだろう。その先入観とともにキャップを開けると、期待通りの上品な抹茶の香りがする。
缶コーヒーなどは振ってから飲む人も多いかもしれないが、こちらは中身が噴き出してしまうことがあるようなので、振らずにいただこう。
実際飲んでみると、見た目通りミルク感がたっぷりで、まさに“ミルクリッチ”という感じ。
ちなみに「BEANS & ROASTERS」はコンセプトとして全ての商品に統一して濃厚さへのこだわりがある。なので味の仕立てが抹茶感とミルク感が50/50かというと、ちょっと違う。抹茶ラテなので主役は抹茶かと思いきや、どうやらミルクの方がリッチな味わいで主役級。抹茶はサラサラと薄めで、あくまで脇役に徹している。後味に多少茶葉の渋みを感じる程度なのは、抹茶ラテの抹茶が濃すぎると苦味が出すぎて飲みにくくなるという特性のためか。
抹茶好きな記者としては、もうちょっと抹茶の存在感があればいいなと思わないでもないが、抹茶風味のミルキードリンク好きな人ならこちらの方が飲みやすいと思う。いわゆる”ちびだら飲み”用にコーヒー感を抑えた薄めの味わいが全盛の今、抹茶もそのようにアレンジしたのは正解なのではないだろうか。