縄文古墳か?はたまた祭祀場か?謎が多すぎる日本のピラミッドを紹介!
日本最大の前方後円墳「仁徳天皇陵」が今月下旬から発掘されることが報道されましたね!実は日本には古墳や古代祭祀場と推測される数多くの「ピラミッド」型の山があるのですがご存じですか?
今回は数あるなかから、有名なものをいくつかご紹介します。
縄文の祭祀場?黒又山秋田県の標高281メートルの山。UFO目撃も多い山で、地元ではクロマンタとも呼ばれています。平成四年の地中レーダーによる調査では、斜面に階段状の構造物が見つかり、祭祀用の縄文土器も発見されました。
黒又山 Wikipediaより
また南西には「大湯ストーンサークル」という縄文遺跡もあり、山との関連性を指摘されています。
山からは刻文石製品が16個ほど出土しており、岩偶と思われる物も発掘。石は最大42×25×18cm、最小8×4.5×4cmほどで持ち運びが容易にでき、刻まれた文様は黒又山の南西にある猿賀神社の「御神体石」に刻まれた文様と酷似しています。
縄文の祭祀場だと思うとワクワクしますね。
黒俣山の地図 鹿角市 UFOのような岩がある姫神山岩手県にある標高1124メートルの山。ここには不思議な形の「笠岩」があります。
虹のたつ姫神山
先端がボートのように美しいアーチを描いていて、まるで山に難破した船のよう。明らかに人の手で切り出されとしか思えませんが、詳しいことはわかっていません。
この山は初代・征夷大将軍の坂上田村麻呂が東征の折、立烏帽子神女を祀ったのが始まりとされています。立烏帽子神女とは、初代征夷大将軍・坂上田村麻呂が都を荒らした鬼を退治したときに守護神となった女神です。
その立烏帽子は鈴鹿御前とも呼ばれ、女盗賊・鬼・天女と姿を変え様々な物語に登場。往来する旅人の守護神として崇められてきました。天女と空飛ぶ乗り物…何か曰くめいた物を感じますね。
Wikipediaより「歌川国芳画『東海道五十三対 土山』 左より鈴鹿山の鬼神、鈴鹿御前、坂上田村麻呂」
広島県にあり標高815メートル。美しい三角錐型の山容が特徴です。
葦嶽山 Wikipediaより
中腹部から山頂付近にかけ人工的に積み上げたような形跡があり、古くは神武天皇陵とも伝えられています。
昭和9年にピラミッド研究家の酒井勝軍が調査し、葦嶽山は世界最古のピラミッド本殿で、北側の鬼叫山が拝殿だと発表。
真偽のほどはわかりませんが、その巨岩奇岩には目を見張る物があり、どこかスフィンクスを思わせる加工をされた岩も。
葦嶽山には鷹岩・天狗岩・鳥帽子岩、鬼叫山には鏡岩・方位石・ドルメン(供物台)・神武岩など名前のついている岩がたくさんあります。
1914年頃「神武天皇の宝が埋まっている」と噂が流れ村人が大挙して押し寄せ石を倒したり破壊したりしたため、奇岩の一部は原型を留めていません。
ちなみに神武天皇は、日本の初代天皇。
山の麓近くには、510年に創建という蘇羅比古神社(そらひこじんじゃ)があり、祭神は神武天皇の祖父「天津日高日子穗穗手見命(ホオリノミコト)」ですので、関連性がありそうです。
神武天皇陵かはともかくとして、長い年月畏敬の対象であったことは確かだと思われます。近隣は古墳時代の住居趾や数十基の横穴式石室墳が散在していますので、古代の祭祀場だったのかもしれません。
月岡芳年「大日本名将鑑」より「神武天皇」
岐阜県の山で標高1529メートル。登山口にある太陽神殿と御門岩が有名で、パワースポットとしても人気があります。
位山 Wikipediaより
巨岩・奇岩も多く、天の岩戸など、天孫降臨をほうふつとさせる名がつけられています。「天の岩戸」と呼ばれる場所は東西南北問わず日本の各地にありますが、この位山も古くから伝説のある場所の一つ。
また、イチイの木の産地としても有名で、笏(しゃく)の材料として天智天応に献上されたことがあり、その木が一位の官位を賜ったことからイチイと名付けられたという説があります。現在でも天皇即位に際し、位山のイチイの笏が献上されています。
ということは、来年新天皇即位の際に使用されるということですね!
位山の地図 「飛騨高山in一之宮」観光サイトなんと古墳は全国で161560基もあります。
あなたの住む地域の、ただの裏山がもしかしたら古墳かもしれませんよ。
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