これが噂の「ブラックナイト衛星」なのか?月を横切る謎の黒い物体が撮影される
動画を見てもらう前に「ブラックナイト衛星」について説明しよう。
地球付近を周回する人工衛星はその全てが人類が作り上げたものであるはずだ。ところが、人類の手によらない、すなわち地球外知的生命体が飛ばしているとされているのがブラックナイト衛星で、一説ではおよそ13,000年前から存在していると言われている。
ミステリーが加速するこの衛星は実在すると信じたい人は、今日もその影を追い求めている。
そこでこの動画だ。イギリスのアマチュア天文家が今年9月に天体望遠鏡で月を観測していたときに偶然映り込んでいたものだという。
その形状が、我々が想像するブラックナイト衛星そっくりの形なのだ。
Classic "Flying Saucer" Captured Passing The Moon By Amateur Astronomer. Berkshire, England
この映像を撮影したのは、イギリス・バークシャー州のジェイソン・カラム氏だ。彼はいつものように天体望遠鏡で月を観測していた時、奇妙な黒い物体が横切っているのを偶然目撃したという。
黒い物体は画面向かって右から左側の方向に移動しているのがわかる
果たしてこの物体は?
地球外生命体がもたらした、地球を周回する人工衛星「ブラックナイト衛星」なのか?
それとも陰謀論者たちが噂するところのNASAの機密機器なのか?
ただの宇宙デブリなのだろうか?
割と最近では、1998年の国際宇宙ステーションのミッション「STS-88」で撮影された写真に、ブラックナイト衛星が写り込んでいたと話題になった。
image credit:NASA Photo ID: STS088-724-66
だがこれは、船外活動の間に船体から外れてしまった熱ブランケットである可能性が高いという。このブランケットは軌道を離れて落下し約1週間後に燃え尽きたという。