ビートたけし「声が出ない!」関係者が恐れる“脳梗塞”の前兆 (2/2ページ)

日刊大衆

どうやら〝感情〞のコントロールがうまくできていないようだ。

 これは病気の兆候か。産業医で、「下村労働衛生コンサルタント事務所」代表の下村洋一氏が解説する。

「隠れ脳梗塞は無症候性脳梗塞と言って無症状ですが、一過性脳虚血発作(TIA)の場合は、脳内で一時的に血流が悪くなって血栓ができ、一過性脳虚血発作を起こした結果、呂律が回らない、思うように言葉が出てこない、顔面麻痺のように顔が歪んでしまうといった予兆が見られます」

 しかし、あくまで一過性なので症状が収まり、本人に脳梗塞の自覚がなく治療しないこともあるという。

「その結果、このTIAを何度も繰り返して、ついに本格的な脳梗塞を起こした典型的パターンが田中角栄元首相です。TIAは、それが脳のどの場所で起きたかで予兆の出方が異なります。記憶などを司る脳の側頭葉だと認知症のような物忘れ、前頭葉だと性格を司る部分なので怒りやすくなるなど性格の変化として表れる場合もあります。たけしさんがもし、こうした症状が出ているなら心配です。一度、精密検査したほうがよいかと思います」(前同)

 10月29日発売の『週刊大衆』では続けて、71歳のたけしを襲う脳梗塞の前兆について特集している。

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