北朝鮮・金正恩委員長の伝書鳩と化した韓国・文在寅大統領の“通信簿”① (2/2ページ)
本来なら文大統領は、5回も核放棄の合意を反故にしてきた“隣人”を、最も説得すべき立場であるはずだ。
「10月10日、さらなる北への経済制裁の可能性を記者団から聞かれたトランプ大統領は、繰り返し三度も『韓国は米国の承認なしに何事もできない』と念を押しています。これは“米国の承認なしに動くな”という外交的な表現であることから、公開の席で“韓国は言うことを聞け”と叱ったことになります」(同)
米側がとりわけ怒ったのが、去る9月の南北首脳会談で交わされた軍事分野合意文書についてだ。
「この合意により軍事境界線から南北40キロ以内が飛行禁止区域に指定され、空からの偵察ができなくなりました。北は休戦ライン周辺に100万を超える兵力と1100門以上の長射程砲を設置しています。戦術偵察機の探知範囲が制限を受けることになれば、米軍は目隠しされたも同然なのです」(軍事ジャーナリスト)
日本の横田基地に配備されたオスプレイは特殊部隊潜入用で“正恩斬首作戦”出動の可能性も指摘されているが、韓国がこれを封じている格好なのだ。