病気撃退「味噌パワー」の驚くべき効果(1)4素材の組み合わせが重要 (2/2ページ)

アサ芸プラス

これらを組み合わせて冷凍した「長生きみそ玉」(下記レシピを参照)を作り置きしておき、1日1杯、150ミリリットルのお湯で溶かして飲むだけで健康効果が期待できるわけだが、普通の味噌汁と比べて最強無敵なのは、基本となる素材を見直したことに理由がある。

 そもそも味噌の原料の大豆は、タンパク質やビタミン、食物繊維など豊富な栄養素を備えている。そして発酵の過程でアミノ酸を作り出し、さらに栄養価の高い食材に生まれ変わる。

 そうした味噌の中でも「白みそ」にはストレスを軽減するGABA、「赤みそ」には血糖値の上昇を抑えるメラノイジン、「たまねぎ」には血管年齢を若返らせるケルセチン、「りんご酢」に含まれるリンゴポリフェノールには、ポリフェノールの中でも群を抜いて強い抗酸化作用があり、注目を集めているという。

「すごい健康成分が含まれた4つの素材を掛け合わせることで、それぞれの素材が互いの弱点を補強し合う。普通の味噌汁では摂れていない可能性のある成分も、漏らさず摂れます」

■「長生きみそ玉」の作り方

・材料(10個分/みそ汁10杯分):白みそ80g(ストレスを軽減するGABAがたっぷり)、赤みそ80g(血糖値の上昇を抑えるメラノイジンが豊富)、たまねぎ150g(Mサイズ約1個、ケルセチンが血管年齢を若返らせる)、りんご酢大さじ1(りんごポリフェノールの抗酸化力は協力)

【1】玉ねぎをすりおろす:バラバラになるのを防ぐため、たまねぎの根は残したまま。事前に冷蔵庫で冷やし、ゆっくりすりおろすと、目が痛くなるのを抑えられる。

【2】みそとリンゴ酢を混ぜ合わせる:【1】に白みそ、赤みそ、リンゴ酢を加えて混ぜ合わせる。最初は混ざりにくく感じるが、たまねぎの水分のおかげで、すぐに混ざり合う。

【3】製氷器に入れて冷凍室へ:製氷器に分け入れ、冷凍室で2~3時間凍らせれば完成。シャーベットぐらいの固さなので、使う時はフォークで簡単に取り出せる。

「病気撃退「味噌パワー」の驚くべき効果(1)4素材の組み合わせが重要」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2018年11/8号小林弘幸味噌味噌汁血糖値カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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