南にこへのエール ~最初、心配だったにこちゃんへ!:瀬名あゆむのアイドル革命! 連載11 (2/4ページ)

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だからそんな私からしたら、にこちゃんが自分の若い頃にちょっと似てる部分があったゆえにどこか心配を感じていたんです。

闇を抱えないアイドルとして頑張ること

 でも、にこちゃんは私みたいにはならなかった。私は全国メジャーデビューに挫折して、一気に顔グロ女子高生ギャルになっちゃったけど(まぁそのこと自体に全然後悔はないんですけどね)、にこちゃんはずっと優等生を貫き通して。さらにアイドルとしての緊張感を保ちつつ、『千葉校』のリーダーとして他のメンバーへの思いやりも凄く発揮するようになって。

 あのね、アイドルとして優等生キャラでやっていくこと、しっかり者のリーダーで活動していくことって、実はとても大変で、下手したら「損なこと」だったりするんですよね。
 それは私がいま、『ふわっち』と『SHOWROOM』というアイドル系ネットメディアで配信活動もさせてもらってる実体験からとても実感してることなんです。
 アイドルってね、実はどこか「闇」を抱えてるほうが、ファンの方々から応援さやすかったりするんですよねえ。赤裸々にいえば、「闇営業」というかね(笑) どこか危うさや儚さがあって、「俺が支えてやらなきゃ、この子は壊れてしまう!」みたいな空気を出せる子、ネットではほんと人気を得てたりする現実があるんです。だって人ってやっぱりどこかしら闇を抱えてるし、ネットはそんなひとりひとりの闇を癒す場所でもあったりするんでしょうから。(深めてしまう場合もあるから、怖いですけどね…)
 でもね、私なんかね、元々そういう闇キャラじゃない、あっけらかんキャラ・ぶっちゃけキャラゆえに、すでにいろんな経験を経てきた女性なので、逆にファンの方々から頼られてしまうというか、なんというか、アハハ……。で、そういう感じだとなかなか人気はブレイクしにくい!(笑)

 そして、にこちゃんはずっと『千葉校』のリーダーとして優等生キャラとして頑張り続けてきたわけです。これはやっぱりある意味、「損な役割り」でもあるんですよね。実際に、Asteriskでもなかなかメンバーが固定できないことで密かに苦しみ悩んでもいたみたいだし。
 でもにこちゃんは、そもそもキャラではなく本当に頑張り屋さんの優等生だったから、優等生を貫く姿勢で良かったんだと思います。

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