かの偉人たちに学ぶ「歴史的健康術」(1)<徳川家康>薬草を栽培して調合 (2/2ページ)

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アメリカのケニース・ペレティア博士も『100歳近くまで長生きした人のほとんどが、死ぬまで、ほぼ定期的にセックスをしていたことが判明した』と示している。人間は性的活力を失う時、寿命が尽きる。老年になっても常に適度な性的刺激を求めることが、健康長寿につながるんです」

 また、紫雪は家康の九男・義直の熱気の病や三代将軍・家光が3歳時に大病を患った折などに服用させたところ、たちまち治ったという。風邪やてんかんなどに効能があり、大名の間に広まったと伝えられている。さらには文字どおり万病に効く万病円まであり、家康はほぼ全ての病気に対応するだけの薬を調合していた。とはいえ、驚くことに‥‥。

「万病円は附子(トリカブト)、銀液丹は水銀、ヒ素が主成分でした」(笹川氏)

 家康はよほど中国の薬学書を勉強したのだろう。名医顔負け、みずから“御典医”だったのだ。また家康は、現代でも薬酒として飲まれている「養命酒」も愛飲していた。1602年に信州伊那で創製された養命酒は、江戸幕府ができた翌年、家康に献上された。幕府から「天下御免万病養命酒」と免許されたという。養命酒が、家康ならびに徳川家の健康を支えたと自負するゆえんである。

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