かの偉人たちに学ぶ「歴史的健康術」(3)<古代~江戸幕府の賢人>卑弥呼の「カミカミ健康法」 (2/2ページ)

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しかし政宗が吸い出したのは1618年。献上されて吸ったのが始まりだった。政宗は薬と信じ、朝、昼、晩と日に3回、1回につき3~5服、キセルをくゆらせていた。健康によくないのは言うまでもないのだが、リラックス効果はあったようだ。当時としては長命で、享年は70歳だった。ただし、死因はガン性腹膜炎、あるいは食道ガンと推定されているから、タバコの影響があったのかもしれない。

 戦国武将といえば、織田信長だ。健康の塊のような人物で、朝晩の乗馬、夏の水泳、鷹狩りや鹿狩り、そして武術一般とエネルギッシュな生活だったのだが、信長の健康は、愛用していたわら草履に支えられていたのではないか、と言われている。

「土踏まずができて体のバランスがよくなるうえ、鼻緒を足の指で挟むため、必然的に足の筋肉が鍛えられる。足裏をよく使うので、体全体、神経や脳までも鍛えられます。高温多湿の日本では通気性も、履き心地もよく、こんなに健康的なものはありません」(植田氏)

 享年49歳は惜しまれる。

 1643年に108歳で大往生した天海上人は安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、信長、秀吉、家康の時代を生きた天台宗の僧だったが、家光から健康、長寿の条件を尋ねられ、こう答えている。

「気持ちはゆったり、仕事はきちんと、色気はほどほどに、食物は少食に、そして心は広く持ちなさい」

 先人の健康ポリシーやライフスタイルに見習うべきことは多い。

「かの偉人たちに学ぶ「歴史的健康術」(3)<古代~江戸幕府の賢人>卑弥呼の「カミカミ健康法」」のページです。デイリーニュースオンラインは、天海上人週刊アサヒ芸能 2018年 11/15号明智光秀伊達政宗卑弥呼カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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