ケンカ屋・橋下徹が衆参ダブル選挙を睨む電撃政界復帰 (2/2ページ)

週刊実話

なぜなら、衆院選は政権選択選挙。経済が堅調で支持率は50%前後を維持している。急激に体制変化を好まない有権者は多く、頼りない野党よりは自民党という流れだ。

 「過去の選挙結果からも明白で、自民・公明の与党が有利です。橋下氏に言わせれば、今の野党は『オムツをつけた赤ちゃん』(文藝春秋11月号で橋下氏が指摘)。安倍首相とはケンカにもならない。しかも、自民には国民人気の高い小泉進次郎氏が控え強みを増している。だから橋下氏も石破氏同様ダブル選挙の可能性が高いと見ているのです」(同)

 さすが政局に対する嗅覚が鋭い橋下氏だ。
「安倍政権は年金支給開始年齢を70歳に引き上げる方針です。TPPも発動される。対日貿易ではトランプ大統領が自動車を中心に関税増などの強硬姿勢を強めてくる。そして、憲法改正への不安、森友・加計学園疑惑…国民の不満は溜まる一方です。ここに消費税10%で安倍政権批判は来年の参院選でマックスになりそうな雲行きです。赤ちゃん野党では勝てない。槍とバズーカ砲を担いだ橋下新党が立ち上がれば、一気に安倍・進次郎連合も粉砕できると踏んだのでしょう」(同)

 最近の橋下氏の露出度の高さは「来るべき日を逆算しての行動だ」と永田町消息筋は推測する。
「ダブルで勝つには、強い野党作りと従来の橋下色の一新。そのために、まずは有権者にあきられた日本維新の会と完全に決別した姿勢を猛アピールする必要がある。実際、橋下さんは維新嫌いになっているのも事実。というのは、大阪維新の会はOKだが“日本維新の会は維新の本質をとらえず、上滑りな議員が多いので鼻につく。嫌いだ”と日頃からボロクソ。今後、野党が一つになるために“なくなればいい”とまで話している。橋下さんは維新と縁を切ったうえで、もう一度、自分の新党を立ち上げフレッシュ橋下をアピールしたい。橋下新党を核にして一気に前=国政に進む方針なのです」(維新関係者)

 自民党若手議員が橋下氏の政界復帰を裏付けるような証言をする。
「確かに、最近の橋下氏はほぼ毎日のように何らかの話題を提供し、マスコミを賑わしている。維新裁判騒動に始まり、安田純平さん論争にも首を突っ込んでいる。執筆も盛ん。何と言っても、強烈な発信は文藝春秋11月号『橋下徹 安倍首相への忠言』という原稿を寄稿したこと。露出度を高くしたうえで、選挙になだれ込む腹がアリアリ」

 先の橋下氏周辺関係者もこう明かす。
「橋下氏は自民党批判を強めていくはず。手始めに、安倍首相が麻生太郎財務相を留任させたことを“国民のしっぺ返しを食らう”と猛批判している」

 その橋下氏が野党で唯一、評価しているのが自由党の小沢一郎代表だ。
「沖縄県知事選勝利で自信を強めている小沢氏と橋下氏がタッグを組む可能性は十分ある。2人とも政権奪取のためなら悪魔、いや誰とでも手を結ぶ」(自民党ベテラン議員)

 ケンカ上等、橋下徹。

「ケンカ屋・橋下徹が衆参ダブル選挙を睨む電撃政界復帰」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る