巨人の新外国人選手獲得でレアード争奪戦が過熱化 (2/2ページ)

リアルライブ

補強に関しては、本社も全面的な協力を約束しています」(チーム関係者)
 ハッキリとは言わなかったが、丸獲得のほかにも有名どころの獲得も狙っているようだ。

「王柏融ですが、日ハムはあくまでも交渉優先権を得ただけ。巨人、ソフトバンク、阪神、DeNAが熱心にならなかったのは、彼の背後にヤリ手の自称・代理人がいたからだとも聞いています。でも、その代理人が暗躍し、補強で苦戦している他チームにウラで接触してくるかもしれませんし、逆に、日ハムに高額な年俸を吹っ掛けてくるかもしれません。日ハムといえば、今季で契約が終了したレアードの去就がハッキリしないのが気になります。4季で131本の本塁打を放った実力派だけに心配です」(ベテラン記者)
 日本ハムとレアードの交渉はこれからだが、王柏融の交渉権を落札したということは、慰留の可能性が低いからかもしれない。
「レアードの評価が上がっています。埼玉西武は菊池雄星のメジャー挑戦が確実で、浅村、炭谷もいなくなるのだから、レアード争奪戦に参戦してくるかもしれない」(前出・プロ野球解説者)

 ビヤヌエバの交渉に敗れた阪神、オリックス、浅村獲得に失敗したソフトバンク。ここに西武が加わり、日本ハムとレアードの交渉に横やりを差してきそうだ。
「ビヤヌエバが日本で活躍できるかどうかはともかく、特定選手の争奪戦に負けると、監督、首脳陣、フロントの気持ちが一気にトーンダウンしてしまうんです」(前出・同)
 近年、セ・リーグは交流戦でパ・リーグ各球団に苦戦を強いられている。原巨人のビヤヌエバ獲得の狙いがパ・リーグ各球団を混乱させることにあるのだとしたら、それはそれで、成功と言えそうだ。現にその煽りで、レアード争奪戦は高騰化してしまったのだから。(スポーツライター・飯山満)

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