巨人・原辰徳監督「全権独裁」に病床の長嶋茂雄が激怒!?

日刊大衆

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 プロ野球はストーブリーグに入り、来シーズンに向けて、各チームの戦力補強が大詰めを迎えている。中でも注目を集めるのは、やはり巨人軍。原辰徳“全権”監督(60)の動向だ。

「過去2回の政権時とは違い、今回、原監督にはスタッフから選手まで、チーム編成のすべてが任されています。それだけに、原監督がどう動くのか、ファンならずとも気になりますよね」(スポーツ紙デスク)

 巨人は4年連続で優勝を逃しており、来季は何よりも結果が求められる。

「巨人が来年もV逸となれば、球団創設以来のワースト記録。そんな緊急事態だからこそ、球団は原監督に権力を集中させたわけです。しかし、フタを開けてみれば、チーム改革があまりに独善的だと、早くも悪評が渦巻いています」(前同)

 原監督の就任に伴い、巨人はGM制を事実上廃止。さらには、2軍、3軍の垣根をなくして「ファーム」として一本化するなど、組織を大きく変更した。

 「この“原シフト”のせいで、近年、巨人軍が目指してきた先進的な組織作りがムダになっています。さらには、コーチに未経験者を多数起用したこともあって、巨人OBから原監督への批判が多数、上がりました」(球界関係者)

 そして、原監督の“独りよがり”なチーム編成に、誰より胸を痛めている大物OBがいる。ミスターこと長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(82)だ。

 8月に倒れて以来、今なお病床にある長嶋氏だが、野球への情熱は衰えず、巨人のことも絶えず気にかけているという。

「原監督の就任会見にもコメントを寄せていましたが、人事などの報告は球団側から、しっかりとなされているようです」(球界事情通)

 もともと長嶋氏は、今回の原監督就任に大きな期待を寄せていた。

「ミスターは、“原なら必ず巨人を立て直せる”とまで断言していたそうです。しかし、その後の独裁ぶりを知ると一変。“いったい何やってるんだ!”と、原監督に対して怒りをあらわにしたというんです」(前同)

 チームを立て直すための“全権監督”が、悪い方向に向かっている――。そんな長嶋氏やOBたちの危惧は、組織改編だけではなく選手補強にも向けられている。象徴的なのは、FA戦略だ。

 今年FA宣言をした選手は、丸佳浩外野手(広島)、浅村栄斗内野手(西武)、炭谷銀仁朗捕手(西武)、西勇輝投手(オリックス)の4人。原巨人は、丸と炭谷の獲得をもくろんでいる。

「丸は、広島3連覇の立役者で現在29歳と、まさに今が旬。今年最大の目玉ですから、獲得に動くのは当然でしょう。しかし、問題はもう一人のほうで……。なぜ炭谷なのかという声が続出しているんです」(スポーツ紙記者)

 巨人は16日に炭谷と初交渉。3年6億円という破格の好条件を提示し、入団は決定的となっている。

「今の巨人の課題は投手力。そのため、もともとは炭谷ではなく、西を獲得する予定だったといいます。しかし原監督が就任し、鶴の一声で方針転換したようなんです」(巨人番記者)

 現在、巨人で正捕手と言える存在は小林誠司だ。甘いマスクで女性に人気がある一方、打撃とリードに問題があり、期待されながらも選手としての評価はなかなか上がっていない。

「原監督が小林では不安なのは分かります。しかし、来季から阿部慎之助が捕手に復帰し、ドラフトで獲った若手も育ってきている。そんな状況で、わざわざ貴重なFA枠を使って炭谷を獲るとは……理解に苦しむのは確かです」(前同)

 今季の炭谷は、“打てる捕手”森友哉の台頭に押され、出場は47試合のみ。来年32歳という年齢を考えても、小林に代わって大活躍するとは、考えにくい。実は、巨人OBのソフトバンク王貞治会長(78)も、炭谷獲得には苦言を呈していたという。

「王さんは、親しい記者に“(炭谷は)本当に今、必要な選手なのかな……”と、こぼしていたようです。正捕手にもならない選手をFAで補強しても意味がない、ということでしょうね」(前出の球界事情通)

 また、前出の巨人番記者は今回のFA戦略に関して、こう分析する。

「今回、ミスターだったら、確実に浅村を獲りに行ったでしょうね。浅村は、猛打を誇る西武“山賊打線”の中核で、丸と並ぶ今季FAの目玉。両獲りして、超攻撃的打線を組んだのでは」

 今年のパ・リーグを圧倒的な攻撃力で制した西武。3番に座る浅村は、打率3割1分、32本塁打、127打点という好成績を残し、打点王にも輝いている。

「今年、岡本(和真)が成長したといっても、巨人で他に頼りにできるバッターは坂本(勇人)だけ。丸だって、ロッテと広島が目の色を変えて狙っているから、獲得できるかは分からない。ミスターにしてみれば、浅村の獲得に動かなかったのは“甘い”と感じるでしょうね」(番記者)

 長嶋氏をはじめ、巨人のOBたちに不安を抱かせる原全権監督の独裁ぶり。さらに現在発売中の『週刊大衆』12月10日号では、長嶋氏と原監督の関係性や、松井秀喜をめぐる2人の対立などを詳報している。

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