交通事故多発!日本全国「超危険な交差点」激ヤバMAP

日刊大衆

写真はイメージです
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 平成29年中に起きた交通事故は約47万件。その半分以上の約25万件が交差点で発生している。命を守るための情報を公開!

 運転手にとって最も避けたいのは、言うまでもなく「交通事故」だ。車や財産はおろか、命までも失う可能性がある最悪の事態。しかし事故は、運転スキルや体調管理だけで防げるわけではない。交通ジャーナリストの村松虎太郎氏が話す。

「“魔の〇〇カーブ”なんて言葉があるように、事故がどうしても多発する場所というのが、世の中にはたくさんあります。まして交差点なら、なおさら。警察庁が公表したデータによると、平成29年度に発生した事故件数は47万2165。そのうち、交差点で起きた事故件数は25万5000。世の事故の半分以上が交差点で起きていますからね」

 その交差点の“危険度”を知ることは、ドライバーの運転リスクの軽減につながる。そこでぜひ参考にしたいのが、日本損害保険協会が毎年発表している『全国交通事故多発交差点マップ』。全都道府県で事故件数のワースト交差点を公表しており、去る9月にも、平成29年中に発生した事故の情報をリリースしている。本誌は、そのデータから、都道府県ごとにワースト3位までを選出した。それをまとめた表が、文末のものだ。ざっと目を通してもらうと分かるが、必ずしも人口が多い市町村の交差点で事故が多発しているわけではない。

 平成29年に日本で最も交通事故が多かった交差点は、事故件数が20件の、宮崎市の「江平五差路交差点」(以下、「江平~」)と、福岡市東区の「新二又瀬橋交差点」(以下、「新二又~」)。それに次ぐのが東京都板橋区の「熊野町交差点」(以下、「熊野町~」)と宮崎市の「新名爪交差点」で、いずれも19件。それを、大阪市西区の「西本町交差点」と北九州市八幡西区の「力丸町交差点」(18件)が“追いかける”形だ。

「交差点の事故件数だけで見ると、九州地方の交差点が上位に多いことが分かります。札幌市・国道5号新川通交差点の17件や、仙台市・仙台バイパス六丁目交差点での14件など、北日本にも“事故多発地点”はあるんですが、九州地方の特異さは見逃せません」(前同)

■九州の2地点は複雑な造りではない

 今回、事故最多となった「江平~」と「新二又~」、さらに東京最多で全国3位タイの「熊野町~」の交差点。実は、九州の2地点は、決して複雑な造りをしているわけではない。「熊野町~」のように、都市高速などの橋脚が視界を妨げ、なおかつ高速道路の出入り口が交差点に隣接していれば、“警戒”もしやすいのだが……。

「『江平~』は、宮崎市中心部と北部を結ぶ幹線道路にあります。実際に通過してみると、危険性をまったく感じさせません。それこそ、スムーズに流れている時間帯が多くあります。しかし、そのイメージがあると、渋滞時に速度を保ったまま交差点に達してしまう。結果、追突事故につながってしまうのではないでしょうか」(同)

 速度を出しやすい時間も多いが、一方で、朝夕などに渋滞する顔も持つ――こうした“二面性”を持つ交差点は、かなり多い。特に、バイパスや郊外の道路によく見られるケースで、速度を出したくても出せない都心や市街地とは別の危険性といっていい。

「実際、渋谷や新宿、あるいは福岡・中洲、名古屋・栄、仙台・一番町といった、歩行者も車も大量に通行する繁華街エリアが事故多発交差点に入っていません」(同)

 これこそが、先に触れた人口の多さと事故件数が必ずしも比例しない背景の一つと言えるだろう。

 一方の「新二又~」は、車線数が多く、交差点面積が大きい。実は、これも典型例である。表組みの説明でも、こうした“注意書き”をした交差点はかなり多い。類似例は、東京都中央区・和田倉門交差点、仙台市・仙台バイパス六丁目交差点、徳島市・徳島本町交差点だ。

■高速道路の開通が周辺エリアにも影響

 さらに、「熊野町~」のような入り組んだ交差点、あるいは、一見するだけでは理解し難い複雑な交差点、視界が悪い交差点は多くある。

 たとえば、茨城県阿見町・阿見住吉交差点、川越市・新宿町(北)交差点、世田谷区・瀬田交差点は構造が複雑。

 横浜市・金港町交差点、京都市・久世橋油小路交差点、神戸市・東川崎交差点は見通しが悪い所だ。

 しかし、交差点そのものの構造だけに原因があるわけではない、と推測される交差点も実はある。三重県尾鷲市・上野町交差点が、その一例だ。

「名古屋や京都、大阪方面から熊野や新宮などへ向かう際、紀勢道という高速道路を使うのが一般的ですが、尾鷲市街をバイパスする部分だけは、まだ開通していないんです(ただし、未開通部分は高速道路ではなく自動車専用道路)。そのため、高速ドライバーは尾鷲市街に用がなくても通らざるをえず、速度感覚がマヒしたままで走行する車両が散見されます。上野町交差点はまさに、その通り道にあります。新矢ノ川橋交差点の北側で、三重県警が速度取締りをやっているのを、よく見かけるんですが……」(同)

 高速道路の開通が、周辺エリアにも影響するということを覚えておきたい。

■危険交差点が並ぶ危険路線を知っておきたい

 そしてもう一つ知っておきたいのが、危険交差点が並ぶ“危険路線”の存在だ。

 秋田市の古川添交差点と茨島交差点は臨海バイパスで隣り合っている。つまり臨海バイパスで、このエリアを通れば、図らずも、県内ワースト1位とワースト3位の事故多発交差点を通過することになるのだ。

 神戸市の国道2号線(浜手バイパス)も同様だ。兵庫県のワースト1位~3位の4つの交差点は、実は、この路線上にある。阪神高速3号線と並行する交通量の多い道路で、神戸圏に住んでいれば1年間に数十回通行していてもおかしくない路線と言っていい。

「神戸市内の国道2号の場合、ただでさえ通行量が多く、渋滞も頻発する路線が、阪神高速3号の橋脚で視界が悪くなるわけですから、危険な交差点が並ぶのも当然の結果でしょう」(同)

 地元や走行エリアの交差点情報を確認し、事故防止に役立ててほしい。

■関東、北陸、甲信越、近畿、四国「ヤバイ交差点」

■中国、九州、沖縄「ヤバイ交差点」

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