大沢樹生「沢田研二さんをカバーしたら大変なことに!」麻美ゆまのあなたに会いたい!〔前編〕 (2/3ページ)
それがリリース直前になって、麻世さんも沢田研二さんも大変なことになって。こんなの“出来レース“でできるわけがない(笑)」
ゆま「やっぱり、大沢さんは“持って”いますね」
大沢「いやいやいや。いろいろあるけど、これはもう開き直って追い風に身を任せるしかないなと思っています」
ゆま「もともとは、どういう経緯で、麻世さんとユニットを組むことになったんですか」
大沢「麻世さんとはよく有楽町で飲んでいて、“一緒に何かやれたらいいね”と、水面下で計画は進めていたんです。ただ、なかなか楽曲が決まらなくて、どうしようかと悩んでいたとき、俺は昔から沢田研二さんが大好きだったから、思い切ってお願いしてみたんです」
ゆま「そしたらOKが出たんですね」
大沢「はい、ありがたいことです。ちなみに俺は光GENJIのコンサートでも、自分のソロのコーナーで、沢田研二さんの歌を歌わせてもらってたんです。本当に大ファンでしたからね」
ゆま「へえー。じゃあ、光GENJI時代からの大沢さんのファンにすれば、懐かしの一曲なんですね」
大沢「いやいや。俺がコンサートで歌っていたのは、沢田さんの有名なヒット曲ではなくて、アルバムの中に収録されている隠れた名曲ばかり。だから当時、ファンの人も俺が沢田さんの歌を歌いだしても、まったく分からなくて、戸惑っていましたね。完全に自己満足の世界でした(笑)」
ゆま「アハハ!」
大沢「アリーナに集まってくれた1万5000人のファンが全員、“は?”となっていましたね(笑)」
■ジャニーズの先輩・川崎麻世と…
ゆま「その“ぶっこみ力”がスゴイ(笑)。ところで、一つ気になるのはユニット名。『オッサンズ』って……」
大沢「だって、俺も麻世さんもオッサンだもん。横文字の格好いいユニット名にするより、シンプルに『オッサンズ』がいいんじゃないかって」
ゆま「逆に、それが格好いいです。