京のうつわで、たのしみを贈る。『京焼・清水焼マグカップ2客&ブルーマウンテンブレンド』は見て味わって喜ばれる冬の贈り物。 (2/3ページ)
その器の特徴は、その透明感と質感に溢れる絵付けの美しさ。職人の手仕事による華やかな絵柄が季節感を演出する。これはギフトセットのマグカップというよりも、もはや1つの作品としての風情が漂う上質な器である。
■香り豊かなブルーマウンテンブレンド
この『陶葊』のマグカップに注がれるコーヒーは、小川珈琲の『ブルーマウンテンブレンド』。封を切ると、何ともいえない豊かな香りがする。豆は少し細かめの中細挽きである。言うまでもなくコーヒー豆の王様であるブルーマウンテンに、ブラジル、コロンビア、インドネシア、エチオピア、エルサルバドルの豆をブレンド。
お湯をそそぎ少々蒸らすと、豆が味わいの封印を解き始める音が聞こえる。このかすかな“豆の声”を聞く瞬間が、コーヒー好きにはたまらない時間だ。やがてドリップを終え、紅白の花弁が鮮やかな椿模様のマグカップに、出来上がったコーヒーを注ぐ。
いよいよ五感の最後、味覚の出番が回ってきた。コーヒーを口に含むと、軽い酸味があり、そして香りの良い後味が口の中に余韻として残る。
なかなか立体感のある、しっかりとした味わいだ。立体感のある味わいとは、記者独特の言い回しだが、美味しいコーヒーほど、味と香りが丸く球状に記者には感じられるのである。逆に美味しくないものは平板な味に感じる。ブルーマウンテンと他の豆を、ブレンドすることで、安定的に美味しく味わえるようにしたのだろうか。すっきりしていて後味のいいコーヒーに仕上がっている。