NZラグビー年間表彰式 女子選手がオールブラックス抑え史上初の大賞受賞!
楕円球王国、ニュージーランドのラグビー年間表彰式が12月13日にオークランドでおこなわれ、大賞「Kelvin R Tremain Memorial Player of the Year」は史上初めて、女子選手のケンドラ・コックセッジが受賞した。
女子15人制ニュージーランド代表“ブラックファーンズ”のスクラムハーフとして47キャップを持つコックセッジは、国際試合で活躍しただけでなく、女子カンタベリー地区代表の中心選手として国内大会連覇を成し遂げ、「Fiao'o Faamausili Medal」、「New Zealand Rugby Women's Player of the Year」も受賞して3冠に輝いた。
大賞にはほかに、オールブラックスのLOブロディー・レタリック、SOリッチー・モウンガ、HOコーディー・テイラーがノミネートされていた。
年間最優秀選手賞を逃したモウンガだが、クルセイダーズの連覇に大きく貢献したことが評価され、スーパーラグビーMVPに選ばれている。テイラーはマオリ最優秀選手賞を受賞した。
ニュージーランド・チーム・オブ・ザ・イヤーは、4月のコモンウェルスゲームズ(英連邦総合競技大会)女子セブンズでオーストラリアとの死闘を制して金メダルを獲得し、7月のワールドカップ・セブンズでも優勝を成し遂げたブラックファーンズ・セブンズ(女子7人制ニュージーランド代表)が選ばれた。
2018年のニュージーランド最優秀チームに選ばれた女子セブンズ代表(Photo: Getty Images)スーパーラグビーMVPに選ばれたリッチー・モウンガ(Photo: Getty Images)表彰式にはジャシンダ・アーダーン首相(写真中央)も出席(Photo: Getty Images)▼NZトライ・オブ・ザ・イヤーの候補となったすばらしい10トライ
※ 年間最高トライ賞に選ばれたのは高校生の試合から(TRY3=Chris Hala'ufia)