飲酒操縦よりはるかに恐い“自殺願望パイロット”の驚くべき割合 (2/2ページ)
とりわけ中国が高給をエサにパイロットの爆買いをしている、アジア太平洋地域における不足問題は深刻です」(航空ジャーナリスト)
結果、航空業界に何が起きているかというと、
「パイロットの労働環境も大きく変わり、かつてほどの人気商売ではなくなっていることです。航空会社は月間乗務時間を延長し、渡航先の宿泊数を削減。ミニマムクルー(最少乗員数)の基準も変え、インターバル(休憩)をなくし、夏休みを廃止。さまざまな手当も廃止され、その結果、給料も激減したのです。米国ではマックの時給より低いLCCもあるほどです」(同)
現在、航空機による旅が世界で最も安全な輸送手段であることは確かだが、こうした労働環境の悪化が、うつや自殺願望、飲酒につながっているとしたら、早急に手を打つ必要がある。