天才テリー伊藤対談「ゆりありく」(1)ネタの完成は数年かかることも‥‥ (2/2ページ)
ゆりあさんがよそを向いてると、りく君のカツラがズレたり落ちたりして、ゆりあさんが見ると急いで直すっていう、あれ。最高にバカバカしくて、いいよね。ああいうネタは、ゆりあさん一人で考えているの。
ゆりあ 私だけでなく、師匠の村崎太郎や、所属している「日光さる軍団」のメンバーからもアイデアを出してもらっています。そのネタをりくにどうやって教えて、どういう合図で動くきっかけを伝えるかという、ネタを完成させるまでの組み立ては私の仕事になります。
テリー 想像するだけで大変そうだけど、ひとネタを完成させるのに、どのぐらいかかるんだろう。
ゆりあ それはネタによってまちまちですね。たった5分で覚えてくれることもあれば、何年もかかることもあるので。
テリー 今までの猿まわしのイメージって、竹馬に乗ったり高いものを飛び越えたり、そういう芸を猿にさせるのが普通だったよね。でも、ゆりありくみたいに猿と人間が完全に同じ目線でコントをやるなんて前代未聞じゃないの。世界レベルで見ても、珍しい芸なんじゃないかな。
ゆりあ 全てチェックしているわけではないですけれど、私も他でこういう芸は見たことがないですね。
テリー でしょう。だからこれって、発明だと思うんだよ。それが見られなくなるのは、ホントに残念だな。アサ芸の読者のみんなも、今のうちに見ておいたほうがいいよ。
ゆりあ テリーさんにそこまで言っていただけると、うれしいです。りくはいなくなりますけど、この芸はしっかり引き継いでいきたいと思います。