国も認めた名浴場、歴史に触れる混浴体験 温泉守る「タオル禁止」ルールも【群馬・法師温泉】 (2/2ページ)
板の間で体を洗うことができるそうですが、歴史ある大浴場の雰囲気にすっかり酔いしれていた私。石鹸が綺麗な白い石に見えて伝統的なものかと思って、「これは何ですか?」と聞いてしまいました。
そんな勘違いをしてしまうほど、この混浴大浴場は一世紀前の世界にいるような神秘的な雰囲気に包まれていました。
国登録有形文化財に指定されている「法師温泉 長寿館」「法師温泉 長寿館」は、創業140周年を迎えた伝統ある老舗旅館です。
一世紀前に建てられた風格のある旅館 1895年(明治28年)築の混浴大浴場「法師乃湯」のほかに、本館と別館も国の登録有形文化財に指定されています。
旅館の方にもお話を伺うことができ、混浴に対するイメージやマナーの問題などから混浴温泉は年々減っていますが、家族みんなで笑い合って入ることができる伝統的な混浴を大切に残していきたいという思いで、歴史のある「法師乃湯」に誇りを持って存続されていることが伝わりました。そのお気持ちが、美しく手入れされた建物やおもてなしにも表れているのだと感じました。
明治時代の混浴の光景が目に浮かぶ百年以上守られてきた混浴大浴場が、湯けむりに包まれた時間旅行へ連れて行ってくれますよ。
筆者:蜜月檸檬(みつげつ・れもん)混浴温泉に魅せられて全国の秘湯をめぐっている混浴女子。ウェブサイト「混浴STYLE」を運営。混浴温泉情報を紹介しています。ライター、混浴温泉モデルも担当。混浴温泉でお会いした方とおしゃべりするのが好き。Instagram(@konyoku_style):Twitter(@konyoku_style)