同じポジションだったのに… 残酷なまでに差がついた俳優・女優

まいじつ

同じポジションだったのに… 残酷なまでに差がついた俳優・女優

過去の作品では同列に扱われていたが、いつの間にか大きく差がついてしまった俳優・女優たちがいる。その一部を紹介していこう。

「菅田将暉」と「桐山漣」

2009年『仮面ライダーW』(テレビ朝日系)でダブル主演を演じた2人。同作では、2人の身体を合体して1人の仮面ライダーになる設定だったこともあり、菅田と桐山は全く同じポジションであった。

しかし、菅田はドラマやCMなどで見ない日はないと言ってもいいほど大ブレークを果たしたのに対し、いまひとつパッとしない桐山。自身もそのことをコンプレックスに思っているらしく、10月14日放送の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)に出演した際、「(菅田と)比べられて、腹立つなぁ~。――(中略)ネット記事に“ルックスは良いのに売れない俳優”で、トップバッターで(自分の名前が)ポンッて…ふざけんなよ!」などと発言。本人もたびたび菅田と比較されることを、すでに知っているようだ。

「現時点で大差を付けられている桐山ですが、自他ともに認めるナルシストな一面や、天真爛漫ゆえ悪気のない言動など、“残念なイケメン”キャラとして、これからバラエティーなどでも活躍してくれそうです」(芸能記者)

「石原さとみ」と「市川由衣」

ともに1986年生まれ、デビューも同時期の2人。あだち充氏原作で05年に山田孝之主演でドラマ化された『H2~君といた日々』(TBS系)で共演した。

「当時、ルックスの良い市川は有名青年誌のグラビア表紙を飾り、石原は垢抜けない印象で、断然市川の方が人気でした。一方石原は、地道に演技力を磨き、“完全ブレーク”したのは14年ドラマ『失恋ショコラティエ』(フジテレビ系)での小悪魔な人妻役でした。“あの芋クサかった石原さとみが超絶カワイくなってる!”と世間で大きな話題になり、その後も『地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)、『アンナチュラル』(TBS系)、『高値の花』(日本テレビ系)と怒涛の勢いで主演し、名実ともに大人気女優に。残念ですが、もうこの差はどうやっても埋められないでしょうね」(女性誌記者)

「水嶋ヒロ」と「山本裕典」

06年『仮面ライダーカブト』(テレビ朝日系)で共演し、07年『花ざかりの君たちへ~イケメンパラダイス~』(フジテレビ系)で本格的に注目を集めた正統派イケメンの2人。その後、水嶋は『メイちゃんの執事』(フジテレビ系)、映画『黒執事』などに出演し、小説『KAGEROU』を出版し、会社を2つ立ち上げて経営するなど俳優の域を超え多岐にわたって活躍をしている。

一方、山本は女遊び癖の悪さが露呈し、17年3月に所属事務所との契約を終了した。

「法的な問題を起こしたわけではないものの、素行の悪さが続いたため解雇せざるを得なかったのでしょう。現在は都内で高級韓国料理屋を営んでいるらしいのですが、店の場所が当時遊び歩いていた六本木の隣、麻布十番ですから、いまだに悪習が断ち切られていないのではという声もあります」(芸能記者)

芸能界で成功するには、わずかなチャンスをつかむ運も必要なようだ。

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