カンニング竹山のローラ擁護に「アメリカの現地事情をわかってない」批判! (2/2ページ)

アサ芸プラス

竹山はその点を見落としているか、もしくは気づいていないのではないでしょうか」

 実際にアメリカでは、レディー・ガガに対して「ポップ歌手は歌に徹するべきで、政治的にならないほうがいい」(pop singers should stick to singing and not get too political)といった批判は珍しくない。同様に10月の中間選挙で民主党候補への投票を呼び掛けたテイラー・スイフトに対しても、「政治から距離を置いていたのが好きだったのに」という反発が続出。しかもスイフトの主張が逆効果になり、応援候補が落選という結果に終わっていたのである。

「ただ、竹山がレディー・ガガに関して間違った情報を発信したのは、日本のメディアがアメリカの政治事情について偏った情報しか流していないことにも大きな原因がありそうです。確かにハリウッドでは反トランプ派が主流ですが、それに対するアメリカ市民からの反発も実は相当に大きい。しかしそういった世間の温度感を取材せず、中にはガガの掲げていた『Love trumps hate』(愛は憎しみに勝る)という標語を“トランプは嫌い”と誤訳して報じたメディアもあるほど。そもそもアメリカ人がそんなに反トランプ派だらけなら大統領選挙に勝てるはずもないのですが、そういった検証のない日本のメディアにこそ大きな問題がありそうです」(前出・アメリカ事情を知るライター)

 誰か竹山に、アメリカの現地事情を教えてあげてはいかがだろうか。

(金田麻有)

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