楽しませる工夫もりだくさん!2019年大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」放送前予習! (2/3ページ)
2016年の大河ドラマ「真田丸」もコメディに定評がある三谷幸喜の脚本でしたが、今回も独特のコメディセンスを持っている宮藤官九郎のオリジナル脚本です。
朝ドラの「あまちゃん」もコメディ要素強めながら、東北復興を背負ったドラマであり、笑いあり涙ありの作品でしたね。今回も2020年の東京オリンピックを盛り上げる作品として、期待大です!
主役は二人基本、大河ドラマの主役というと一人。歴史上の人物一人を取り上げ、その人物を取り巻くエピソードが展開していくのが主流です。
しかし今作の主役は二人です。日本が初めて参加した1912年ストックホルム大会に出場した金栗四三(かなくりしそう)/演:中村勘九郎と、日本初開催の東京オリンピックを誘致した田畑政治(たばたまさじ)/演:阿部サダヲの二人。
ドラマの構成は4章立てで、オリンピック初参加から東京オリンピック初開催までの歴史をリレー形式で描きます。
1912年のストックホルム大会から1964年東京大会までの52年間を描く長い大河ドラマの中で起点と終点にあたるのは、1912年のストックホルム大会と1964年の東京大会でしょう。
1912年のストックホルム大会で日本は陸上二種目で選手二人が出場。しかし結果は大惨敗。何が何だかわからない間に終わってしまった印象で、日本選手はとても世界に太刀打ちできる状態ではなかったようです。
第一次世界大戦をはさんで1920年に開催されたアントワープ大会には日本の水泳選手も初参加していますが、国中の期待を背負って望むも予選敗退……。日本での泳法は当時横泳ぎが主流でしたが、世界ではすでに最も速いクロールが主流でした。予選敗退で優勝者とは1分以上もの差があったとか。
日本がオリンピックに出場しはじめた当初、これだけ世界との差があったのです。
そこから52年後の1964年、東京オリンピック開催。この間に第二次世界大戦によって露と消えた1936年の東京大会エピソードをはさみつつ、初出場から悔しい思いを抱え、多種目で世界と戦えるようになった日本のスポーツが描かれるのです。