コーヒー派? お茶派? その好みは遺伝子によって決められている(オーストラリア研究) (2/3ページ)

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 カフェインはコーヒーの苦さだけでなく、力強さや舌触りにも関係する。そのためカフェインを敏感に感じ取れる人ほど、コーヒーの豊かな味わいをよりいっそう楽しめ、それゆえに飲む量が増えるのかもしれない。


・お茶派はキニーネ/プロピルチオウラシル苦味レセプター遺伝子が多い

 対照的に、キニーネやプロピルチオウラシルの苦味レセプター遺伝子を多く持つ人は、コーヒーよりもお茶を好む傾向にあった。

 平均的な人と比べた場合、キニーネ/プロピルチオウラシル苦味レセプター遺伝子が1つ増えるごとに、お茶をたくさん飲む(お茶を1日に5杯以上飲む人)率が4~9パーセント高まった。

 そうしたキニーネ”敏感舌”の持ち主は、カフェインが欲しくなったとき、お茶を選ぶことだろう。おそらく、そのほうがもっと苦味を強く感じて、お茶の風味を楽しむことができるのだ。

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・両親から受け継いだ遺伝子

 このようにコーヒー派かお茶派かを分けているのは両親から受け継いだ遺伝子であるようだ。あるいはもしかしたら祖父母の影響もあるかもしれない。

 だが安心してほしい。遺伝の影響でコーヒーやお茶があまり好きではない人も、その芳醇な味わいを一生楽しめないわけではない。

 子供の頃や今現在コーヒーやお茶があまり好きではなかったとしても、味の好みや食習慣は年を追うごとに変わっていくものだからだ。

 今は美味しそうにお茶やコーヒーを飲む人たちを眺めるしかないのだとしても、いつの日かその風味を楽しめるときが来るかもしれない。

 実は私も父親の影響からか子供のころは紅茶派だった。でもアメリカに住んでからというもの、どこにいってもコーヒーなのでコーヒーを飲み続けるうちに、今ではすっかりコーヒー派になった。
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