オンリーカナダ?40頭ものアザラシが町のあちこちに出没中
image credit:@BrendonFitzPat3
カナダ、ニューファンドランド島の雪で覆われた町に、珍客が現われた。
40頭ものタテゴトアザラシの群れだ。
この町は海から6~8キロも離れているが、どうやら、魚を追ったアザラシたちが内陸の湾や川に入り込んで、方向感覚を失ってしまったようだ。
ちなみにこのあたりで、これほど多くのアザラシが出没したのはここ数十年で初めてのこと。
Seals scooting along in Roddickton Bide Arm
アザラシたちは最初は元気だったが、川の魚の数が減ったせいか、日がたつにつれて元気がなくなってきたという。
Seals at mouth of the brook in Roddickton. Wonder where’s DFO. Those seals been there for a few weeks. They are 4 or 5 miles from the ocean and they are probably starving. pic.twitter.com/A9RuA6Njln
— Brendon FitzPatrick (@BrendonFitzPat3) 2019年1月4日
ロディクトンの河口で立往生しているアザラシたち。彼らはもう数週間もここにいるが、海から6~8キロもさかのぼって来て、きっと飢えてるに違いない。DFO(カナダの水産海洋省)はなにしてるんだ?
・北極の氷がとけて少なくなったのが原因か
ニューファンドランド島の北端に位置するこの町は、人口1000人以下の小さな町だ。
この付近は、タテゴトアザラシが越冬するエリアであることは確かだが、カナダの水産海洋省(DFO)の職員によると、北極の氷が全体的にとけている傾向のせいか、今年はニューランドランド北東部沖合の氷がほとんどないのだという。
限られた氷に乗ったアザラシが沿岸に引き寄せられて内陸の川などに入り込み、そこが凍結して立往生したのではないかという。

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・道路のアザラシの安全を確保
DFOは町のアザラシ危機に対応している。やや灰色がかってはいるものの、基本的に白いこのアザラシは、雪の積もった道路にまぎれてしまい、すでに2頭が車に引かれてしまったという。
住民たちも、立往生しているアザラシたちを安全な場所へ移動させるよう要請したり、迷子のアザラシを困らせる人間を通報したりしている。
written by konohazuku / edited by parumo