またしても...宇宙の深淵から高速電波バーストを13回確認。その謎に迫れるかも。(カナダ研究) (2/4ページ)

得体の知れない現象であり、その原因については、中性子星起因説から宇宙人文明起因説まで、さまざまな仮説が提唱されてきた。
『Nature』に掲載された2本の最新論文ならびにアメリカ天文学会で発表された最新の研究結果は、宇宙人起因説を信じたい人にとっては残念な知らせかもしれない。
もっとありふれた、自然現象の1つとして説明できるだろうというのだから。
・最新の電波望遠鏡で13のFRBを観測
発見チームは、「CHIME(Canadian Hydrogen Intensity Mapping Experiment)」という最新の電波望遠鏡で観測内容を解析した。

image credit:CHIME
CHIMEは地上にあるものとしては最大の信号処理システムを備えており、電波シグナルから星空の姿を再構成することができる。
2018年7月から8月にかけてのCHIMEによる観測からは、13個のFRBが検出された(ただしリピーターについては6度のフラッシュが観測されており、最後のものは10月後半のこと)。
正式には「FRB 180814.J0422+73」と名付けられたリピーターは、地球から15億光年先からやってきた。数年前に最初に発見されたリピーター「FRB 121102」の発生源の2分の1の距離である。