「痴漢」をハイテクで撃退 フランスは車内性犯罪予防をここまでやっている (2/2ページ)

週刊実話



 そこで民間企業が開発したのが『App-Elles』というアプリだ。これはワンクリックで登録してある家族や友人に助けを求めるメッセージをGPSでの位置情報付きで自動的に送ることができるものだ。

 メッセージを送った瞬間から録音機能が作動し、犯人とのやり取りを録音することで、後に裁判の証拠として利用することもできる。このアプリを作成したアソシエーションは同様の機能を搭載したブレスレットの販売も始まっている。
 ブレスレットのボタンを4秒押すだけで作動するので、スマホをカバンから取り出す時間を省くことができるし、通報していると犯人にもバレにくいので、より安心して通報することができる。人間版ドライブレコーダーというところか。

 『HandsAway』は、車内で何らかの性犯罪被害に遭った場合、どんな被害に遭ったか、犯人の特徴などを被害に遭った位置情報とともに周辺にいるこのアプリをダウンロードしている人すべてに通知することができる。通知を受け取った人は、直接その被害者とコンタクトを取って、現場に駆け付けたり、どういう対処をすべきかなどの相談ができる。

 日本でも痴漢対策専用ではないが、痴漢被害にも使える警視庁公認のアプリなどが増えてきている。しかし、ここまで徹底したところで、日本人特有の「会社に遅れるから」とか「犯人に恨まれるのはイヤ」などの理由で「見て見ぬふり」されれば何にもならない…。
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