あのグリコのキャラクターは大河ドラマ「いだてん」の主人公・金栗四三がモデル
今年の1月6日に放送スタートしたNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」。今をときめく宮藤官九郎監督作品であることや、歌舞伎役者の中村勘九郎さん、俳優の阿部サダヲさんのW主演などが話題を呼んでいます。
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「グリコ」キャラメルのモデルは金栗四三「あのキャラメル」とはもちろん、江崎グリコの「グリコキャラメル」です。
道頓堀のグリコマーク(Wikipediaより)
マラソンのランナーの服装で、高らかにゴールインポーズを決める男性。グリコキャラメルのパッケージとしてはもちろん、大阪の道頓堀のシンボルにもなっている彼の姿を、誰しもが一度は見たことがあるでしょう。
実はこのグリコマークのモデルとしては人気のマラソン選手が複数名選ばれており、彼らのパーツをモデルに架空の人物を作り上げているそうです。
何度か代替わりしているグリコマークですが、1928年から1944年まで使用された2代目をデザインする時に、モデルの1人として今年の大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」の主人公、金栗四三(かなくりしそう)が選ばれていたそうなのです。
実は挫折していた金栗四三金栗四三は日本人で初めてオリンピックに出場した人物。1912年のストックホルムオリンピックでマラソンに初参加しました。
金栗四三(Wikipedia より)
しかし、当日は40℃近い過酷な真夏日だったことに加え、初めての海外戦でコンディションの調整に失敗するなど悪条件が重なり、金栗は途中まで好成績をマークしたものの昏倒し、棄権となりました。
華やかにゴールインポーズを決めるグリコマークのモデルとなった金栗ですが、初めてのオリンピックではゴールインできなかったのです。初めてアジアから参加した選手として世界中から注目を浴びていた金栗は、入賞どころかゴールインすらできなかったという大きな挫折を味わいます。
しかしその後、苦い思い出を乗り越えて2度のオリンピックに出場し、日本のマラソン界の未来を切り開く先駆けとなりました。その背景を知ってからもう一度あのグリコマークを見てみると、なんだか感慨深いものがありますね。
いだてん~東京オリムピック噺~日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan


